あなたは、指や手、のしびれでお悩みではありませんか?
ひどいしびれなら仕事や家事などの日常生活に支障をきたしてしまいますし、弱いしびれでも、気になって作業に集中できなかったりしますよね。
「病院や治療院で施術を受けているが、痺れだけなかなか良くならない」
「段々としびれがひどくなっているので1日でも早くしびれを改善したい」
という方は是非参考にしてみてくださいね。
そもそもしびれとはどういうもの?
しびれとは、大きく分けて2つの原因から起こります。
- 血行不良によるもの
- 神経への刺激によって起こるもの
です。
例えば、
- 首や背骨、肘などの動きに関係がない
- 指によってしびれの強さの違いがない
- じわーっと正座の後のような
しびれは、血行不良によるものの可能性があります。
重症である可能性は低いですが、左だけだったり、胸や頭に痛みがある場合は、脳血管障害や心臓の病気である可能性が高いので、内科でみてもらう必要があります。
また、
- 首や背骨、肘を動かすと指や手・腕のしびれが激しくなる
- ビリっと電気が走るような強いしびれ
- 指によって、または左右差がある
などという場合は神経性のしびれである可能性が高いです。
また、それぞれのしびれの種類によって行うべき対処法も違ってきます。
原因によって行うべき対処法
1、血行不良によるしびれ
血行不良によってしびれが起こっている場合、もちろん血流を良くすることが最優先です。
ただ、しびれが起こっているということは血行不良がかなり慢性化しているということなので、表面的な血行改善だけでなく、体の内側から血流を良くする必要があります。
ですので、ただ手足を温めるだけではなく、
- 適度な運動
- 食生活の改善
- 生活習慣の改善
を行う必要があります。
例えば一日30分での運動でも、筋肉が動くことで血流が良くなるだけでなく、継続することで筋肉がついてくるので対処が良くなり、しびれが改善しやすくなります。
また、甘いものや小麦などの糖質・夏野菜などには体を冷やす働きがあります。
甘いものは美味しいですが、食べ過ぎは注意です。
また、アルコールの取りすぎも体に毒素が回る原因になります。
甘いもの・夏野菜・アルコールは取りすぎないことをお勧めします。
夜更かし・睡眠不足・ストレスなどで自律神経が乱れることも血流を悪くする原因になり、しびれの原因になります。
できるだけ22時〜2時の間に寝ることが、自律神経を整えるコツです。
22時に就寝するのは現実的に厳しいかもしれませんが、12時には寝るようにしましょう。
また、ストレスをなくすことは不可能とは思いますが、しっかりリラックスする時間を作ることが重要です。
是非意識してみてください。
2、神経への刺激によるしびれ
神経への刺激によるしびれが起こっている場合は、神経が刺激する箇所を整えることが重要です。
指や手・腕にしびれがある場合は、
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚椎症
- 胸郭出口症候群
- 手根管症候群
- 尺骨神経麻痺
などの疾患がある可能性が高いです。
まずは整形外科や整骨院などで体の状態を見てもらってから、セルフケアをすることをお勧めします。
神経性のしびれが起こっているほとんどの場合に関節の歪みが関係しています。
ですので、
- スマホやPCを見る姿勢に気をつける
- 肩や腕のマッサージ・ストレッチを行う
これらのことを意識してみてくださいね。
スマホやPCは、基本的に目と画面が地面と平行になるのがベストです。
初めは違和感を感じるかもしれませんが、指や手・腕とつながっている神経を刺激しないよう、下を向きっぱなしになるようなことはしないようにしてくださいね。
また、肩や腕がねじれてしまったり、筋肉が凝ってしまうと神経を刺激する原因になります。
胸を広げるように肩甲骨を後ろに縮めるストレッチ(下の写真のような体勢です)や、肘周りの筋肉を優しくマッサージするのがお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?
簡単にできそうなケアばかりだと思います。
お悩みの症状のほとんどは、しっかり原因を把握し、原因に対してケアをしていけば改善に向かいます。
辛いしびれでお悩みのあなたのお役に立てれば嬉しいです。
何かご不明点やご不安な点がありましたらお気軽にご相談くださいね。
お電話ありがとうございます、
きずな鍼灸整骨院でございます。